野間信熈氏は、明治30年4月19日、野間豊五郎の長男として誕生し、のちに実業家となり、多くの塩田を所有し、吉海町の塩業のために貢献しました。
また、初代の瀬戸内バスの創業者で、関西地方の実業界の重鎮として活躍されました。
野間信熈氏宅の屋敷跡
今も残る西洋建築
当時の蔵屋敷跡
ご近所の方に話を聞くと、屋敷には、女中さんが2名、専属の庭師が1名常駐し、約150メートルある屋敷前の道路では、お祭りのときには、奴さん、お神輿が通り、大変な賑わいがあったそうです。
吉海町へ遊びに来られた方は、ぜひ一度訪問し、歴史を感じてみてはどうでしょうか。